平成三十年二月十日に東京・新宿にて光文社(代取:高橋基陽)は叶美香さんの写真集『Melting Ⅱ Precious Morning』の発売記念イベントを行いました。イベントには同作のカメラマンを務めた叶恭子さんとモデルの美香さんが登壇し、取材に応じました。二十四年八月に発売された「Melting/同社」から五年振り。構成も恭子さんが行いました。
テーマは美香さんの心の美しさ。恭子さん考案の“叶ポージング・エクササイズ”で鍛え上げた美香さんのグラマラスなプロポーションが収録されています。海外ロケもあり、恭子さんは「美香の撮っておきたい瞬間を納めた作品。」と一括。ヘアヌードの意識がないと前置きし、「(伊)ボルゲーゼ美術館の女神像の様に、何も纏っていない美しさを表現しました。エロス目的あってもなんであっても、買って下さる方は全てウェルカムなので。」と、恭子さんは芸術の観点から天使・美香さんを写真で表現しました。出来栄えについては美香さんの「心の美しさで温かい気持ちになって頂ければ。」と述べました。
<サインは手が捥げても構わない>
セクシなものを撮る時の女性特有の“媚び”が自身達の写真には無い点を主張。叶姉妹の生活には“媚び”が無い為、女性にも男性にも受け入れて貰えると推測しました。美香さんの撮影は恭子さん以外にできない。姉妹の信頼が創り上げた作品となっています。恭子さんは「自然な時の方が天使なので、皆さん、天使の美香さんを感じて欲しいです。」とし、前作よりも、より一層身近に感じれる模様。嫌な事や寂しい事があった時に同作を開いて欲しいとの事です。
本イベントの発表後、二百冊が大反響により即日完売し、追加で用意した百冊も即完売の人気振り。SNSを通し、ファンからの熱い要望に応えて今後のイベントを検討します。恭子さんは「私達がサインする分には手が捥げても構わない。」とファンへの愛が言葉に現れました。最後に「美香さんの魅力は充分知っていますし、全世界・全地球上で最も素晴しい女性だとと思っています。全部を写し切れたか分からない、魅力に溢れた女性です。太陽の様に向日葵の様に、こんなに優しく尊い女性が居るのかと思っています。」と賛辞しました。
また、囲み取材終了後に姉妹は報道陣の全員に対して「いつもお世話になっているので」と、赤坂・青野の「叶福餅」と麻生・おつな寿司のいなりを一人ひとり手渡しました。芸能界で一番の気遣いを地で行う姉妹。幅広い世代から支持を獲る二人は尋常ではない気配りを当たり前の様に行える、徳の高い女性ではないでしょうか。
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