『囲み取材』は何のタメにあるのだろうか。記者達からしたら、それはグラドルの記事・写真・映像によってアクセス数や視聴者数の増加を見込みたいからなのだ。なので主にネット上で数字を稼げるグラドルに取材しに行く。あまり記者が推したいグラドルの所へは確実性の問題で行かなくなってきている。『囲み取材』の記者の数をみれば、そのグラドルの数字が分かる。
そして記者の先にはファンや新規のユーザがいる。記者は業者とは異なり、お客様の認識が必要だ。ここを間違うマネージャは多い。事務所の人間が記者たちをどのように見ているかもチェックしよう。お客様とみなさないようであれば、移籍を検討したほうが良い。
記者が多い=強いグラドル。記者が少ない、いない=弱いグラドル。
主要な媒体
夕刊紙
週刊誌
スポーツ紙
ウェブ媒体
民放系ウェブ媒体
1、2、3は紙面に掲載するがグラドルに影響力(インフルエンス)があるのは、ウェブ掲載のほう。理由はTwitterなどのシェアができる点だ。記事を切り抜いてシェアはしない。
グラドルにとっての『囲み取材』は認知アップのタメにある。特に業界の人への認知が欠かせない。例としてAbemaTVは撮影会などには新規のファン獲得に有益だが、民放のバラエティ番組出演には貢献しない。
それどころか企画によってはバラエティへの出演チャンスを遠のける。ゲス過ぎるイメージだと民放では安全性を考えて、使いにくい。
新規ファンか業界人か。目先の収入か大きな収入か。どっちかしか選べない。
次週は各社の媒体の強さを知っておこう。