日本ってどんだけやる気ないの?仕事の環境をセルフチェック!

1月27日に「Asagei Biz/徳間書店」が記事『“やる気がない”が71%!経団連も頭を抱える「働きがい調査」の惨憺たる結果』を配信。21日に経団連(日本のビジネスの方向性をきめている組織)が賃上げに関する春闘の指針を出したコトが背景です。
事実上、経団連が大企業をふくめた社員の賃金をどうするか決めるのが、春闘です。この春闘しだいで中小企業の賃金(給料・ボーナス)の上げ幅も決まるんですね。重要です。その今年の指針の中で、「社員の働きがいを高める」コトを重視しています。
ですが、アメリカの調査会社「ギャラップ」の『「熱意あふれる社員」の割合調査(2017年)』で、日本は全体の6%しか<熱意ある社員>はいませんでした。<熱意ない社員>は71%。おお、まるでやる気ない。
そして<会社に反感ある社員>は23%。もう社員のほとんどがやる気ない。G界もそう思う節が多々あります。グラドルさんは比較的、やる気がある方ですが、マネージャーさんやメーカーさんは基本的にやる気ありません。
これでG界は盛り上がるでしょうか?
「きゅうすた」はやる気アリマス。
さあ、チェックしてみよう!
世界平均だと<熱意ある社員>は15%。日本の倍くらいですかね。1番多いのはアメリカの31%。日本とは5倍もやる気に差があります。
そこで、どんな調査をしたのか。質問はたったの12問でした。G界に当てはめながら、考えていきましょう。
Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
→グラドル・マネージャーがその現場で期待されているコトは?
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
→水着などの必要経費やアドバイス、マネージャーの同行など。
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
→得意なコトをわかっているのが前提ですね。しかも毎日です。
Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
→マネージャーや上司、取引先からですね。
Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ
→これは大事です。けっこうモノ扱いする人、います。
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
→コーチみたいな存在の有無ですね。基本は事務所内です。
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
→自分からは言いづらいので、聞いてくれる姿勢ですよね。
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
→自分の仕事が会社に役立っている、重要なのだと感じれるか?
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
→昨日と同じコトを繰り返す、手を抜く身内はダメですね。
Q10:職場に親友がいる
→これは日本人的な親友ではなく、仕事の相談などができる身内ですね。
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
→評価をされているか、見ていてくれているか?
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった
→欠かせません。成長する機会を与えるのは上ですね。
以上が12の質問。この質問で日本は6%しか<熱意ある社員>がいませんでした。どれだけ社員(ここではグラドル・マネージャー)を軽んじているんでしょうか?まさに「自分さえ良ければ良い」という社長だらけなんですね、日本。そんな社長なら利用して終わりです。
熱意ない場所にいては貴重な若い時代を捨てるゾ
まず社長が<熱意ある社長>かどうか?...①
次にマネージャーが<熱意あるマネージャー>かどうか?...②
そしてグラドルが<熱意あるグラドル>かどうか?...③
この三拍子がそろって、きっとうまくいくんでしょうね。
①②③のどれが欠けても、未来はないでしょう。この記事を読んでいる時点で熱意があるので、後は①②をチェック。どっちも熱意がないなら、今日、辞めた方が良いです(法的に問題なし。辞めたい人を縛るのは、どんな契約内容でも違法です)。
どっちかの熱意がないなら、お話して探ってみましょう。自分基準で「熱意が戻るコトがなさそう」と思えば、離れます。戻りそうなら待ってあげます。
大丈夫です。熱意あるグラドルさんには、ちゃんとしたファンの方々がついています。彼らは事務所のファンではありません。安心してください。